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2008年4月の7件の記事

生きている意味

久しぶりの更新で、突然のご報告なのですが、今後ロマンス小説などの発売情報や感想などを書くことができなくなりました。かわって看病日記のようなものを書くかもしれません。

数日前に母が貧血で入院したのですが、検査の結果で癌だとわかりました。先生からいろんな写真や検査の数値を見せられながら宣告された余命は約一年です。

私を産んでくれたとき以来の人生たった二度目の入院で、検査の前に癌の場合自分自身に告知をすることを望むかという問いの承諾書に望むと書いていたので、母は私と弟とともに癌の告知を受けました。今更ながら、母に聞かせたくなかったです。普通なら配偶者である父が聞くべきなのでしょうが、情けないほどに腐った自己中心人間なので、いままで病院にすら来たことはなく、家に帰っても金の無心をしてくるばかりです。

聞かされるまでは、そこまで最悪の結果だとは思っていなくて、それでもなんとか数十分におよぶ長い説明に、泣きだしたりせずに応対できました。母も弟も平静を保ってその場は終わらせました。それでも、病室に入って無理に明るくしながら横になった母を一人にしてあげたかったのと、自分自身も受けた衝撃にうまく対処できなくて、弟と二人、お昼御飯を食べてくるねと、その場を逃げ出しました。

父がどうしようもない性質の人間だったせいか、彼に数日前までこき使われてきた母と私たち姉弟は、かなり密接な母子関係だと思います。特に私は、母と同様、父の商売でただでこき使われてきたこともあってか、結婚もできなかったかわりに、普通の母娘よりも24時間ほぼ同じ空間で過ごしてきました。もちろん弟も、母のことは常に気にしていて、子供の頃からお互いにぼろぼろ涙をこぼしながら意味もなく歩いたことは初めてでした。というよりも、物心ついて以来、弟が泣くのを見ること自体が初めてでした。

弟が涙声で「お母さんは嫌がるかもしれないけど、写真やビデオとりたい…」と何度も繰り返すのが悲しかったです。

そのあと、一時間ほどひたすらうろついて、病室に泣かずにもどると、隠していましたが母も泣いていたようでした。でも、母は私たちよりもずっと強くてとても静かでした。ただ、ぽつりと、父に脅迫されて自分の姉弟にした借金を、父に踏み倒されたせいで絶縁状態になっていることを悔やんでいたことがつらかったです。なんとか工面して、母の心が軽くなるようにしたいと思いました。

午後位から夜の八時くらいまで、毎日母の世話をしています。車いすでお手洗いや洗面所に連れていったり、体を拭くのや食事の手伝いをしたり…。おかしな話ですが、母の世話をすることは、どんなことでも苦になりません。今まで、ささいなことで口喧嘩をして、いやなことを言ったことが心底悔やまれます。母が家にいなくなって、家事を全てやるようになって、どれほど自分が母に依存して甘えていたかを思い知らされました。私はほんとに幼稚で甘ったれのだめな人間でした。

数日前まで母が乗り回していたスクーターを見るたびに、涙がでます。告知を受けたあと母が、お母さんのいらないものはみんな捨ててね、と言った姿がつらかったです。

結婚できず子供も産めず、社会に役立つスキルもない自分の生きている意味のようなものを考えることがよくありましたが、今日、母の看護にすべてかけられることが私の生まれてきた意味なのかもしれないと思いました。

今後、母の命を延ばすためならなんでもしようと思います。いくら一年だと言われても納得できません。十年以上延ばしてみせます。もう一度、母に家に元気に帰ってきてほしいです。

弟もすべてを母のために尽くすと言ってくれましたし、願掛けの意味もこめて大好きな酒を断つと言っていました。私も、持っている小説や漫画などを全て売り払い、自分自身も整理して母とともに生きなおすつもりで頑張るつもりです。すべて処分して部屋をきれいにして、母が安心して自宅療養できるようにしたいです。

明日は母が苺が食べたいと言ったので、食べさせてあげたいと思います。

こんなことになってはじめて実感しましたが、私は母を心から愛しています。
絶対に、あきらめません。ずっと、孤独と自由はセットだとか嘯いていましたが、私には常に愛がそばにありました。まだ遅くないので、大切にします。

いままで、このブログを読んでくだったみなさまに心から感謝いたします。
まったく方向の違うものになっていくかもしれませんが、みまもっていただけたらとてもうれしいです。

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すみれ色の妖精

ジャクリーン・バード「すみれ色の妖精」です。

イラストレーターのヘレンは、十代の頃からの大親友であるデリアが、彼女の家族には知らせずに密かに産んだ子供ニコラスの面倒を、彼女に頼まれてこの3年半みています。ヘレンは、ニコラスをまるで自分の子供のように愛情深く育ててきました。

ところが常にそばにいなくても、デリアからは定期的に連絡が入っていたのに、ここ6週間ほどは音沙汰がありません。何かあったのではないかとヘレンが心配していると、突然、デリアとは折り合いの良くなかったデリアの兄レオンがヘレンを訪ねてきます。レオンは、デリアが父親とともに交通事故で亡くなったことを知らせに来たのでした。

親友を失った悲しみと母親を亡くしたニコラスのことを思い動揺を隠せないヘレンに、レオンは残されたニコラスのためにも、お互いが結婚して二人で育てようと提案してきます。あまりのことに拒否するヘレンでしたが、ニコラスのことを思い、結婚といっても便宜的なものだろうとしぶしぶ承諾します。しかし、大銀行の頭取であるレオンは、ヘレンが考えていたより数段上手の策略家で…。

数ヶ月ぶりに感想書きます。なんかあっという間に時間って過ぎるのでこわいです。
大好きなジャクリーン・バードの「すみれ色の妖精」です。このタイトルは、内容というかヒロインをぴったりと表わしていて読み進むうちに、なるほど~!と思いました。

ヒロインのヘレンは、少女の頃から身体的に怪我をしたりしてかなり苦労しています。だからなのか心が優しくて、とても感じのよい素敵な女性でした。

ジャクリーン・バード作品で、よく思うことなのですが、ヒーローが洗練された都会の男性で、非常にえらそうなのに、かっこいいです。傲慢なのにセクシーで、今回のレオンもサンドウィッチを食べる姿すらうっとりな感じです。なんだか大声で「はい、はい!わかりました!その通りです、かっこいいなって一目で思いました!みとれちゃいました!う~、なんかくやし~い」などと叫びながら逆切れしそうです。あ、もちろん脳内で(笑)

でも、ヘレンが素敵なレオンを目の前にして、ついドキドキしちゃっても普通だと思うのに、レオンが心の中ですでにヘレンはもう俺に夢中!的な勝利感を満喫しちゃってるのはどうかしらん?とも思いました。実際その通りだったけど…(笑)

この傲慢なレオンも、かなりのたてつづけ不幸人生を背負ってきていて、簡単にはヘレンの純粋さや見返りを求めない愛情を理解できずに、とんちんかんな反応をしてしまうところが、かえって彼の淋しさや孤独をあらわしているようで切なく思いました。ヘレンには悲しい思いをさせてしまうのですが…。

いろいろな誤解や横やりを乗り越えて、お互いに幸福をつかむ、とても読後感の良いお話でした。ギリシア・ヒーローはやっぱ好きです(笑)

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ラズベリーブックス4月刊

ラズベリーブックス4月刊です。今月はヒストリカルが1冊ですね。

デビュタント ってなんだろうと思って調べてみましたら綴りはDebutanteで、フランス語 ですね。初心者とかの意味らしいですが、欧米で社交界にデビューする18歳から20歳の厳しい条件をクリアした良家の令嬢のことをいうそうです。このお披露目があって、一人前だそうです。貴族的ですね~!今でもきっとあるんでしょうね。

危険な公爵を夫にする方法

ジュリア・ロンドン 著  寺尾まち子 訳

エヴァとその妹フィービー、いとこのグリアの3人は、美しいデビュタントとして社交界を満喫していた。言い寄ってくる紳士もいるが、あせることはない……。ところが、そんな彼女たちを応援してくれた母親が急死したことによって事態は一変。財産を継父に奪われて貧乏になったことが知れ渡ると蜘蝶の子を散らすように求婚者はいなくなり、継父からは面倒を見るのは今シーズン限りとお達しがきた。残る二人に幸せな結婚をさせるため、お金持ちになろうと決心したエヴァが眼をつけたのは、レッドフォード公爵家の跡取りで、危険な男と噂のジェイリッドだった……。<不運なデビュタント>たちの運命は!?

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ハーレクイン4月20日刊

ハーレクイン4月20日刊です。新シリーズの「ニローリ・ルールズ Niroli Rules」の第一話「王家の扉」が刊行されてますが、これは架空の王国ニローリを舞台に、その王位継承権をめぐる愛と陰謀のロイヤルロマンスだそうです。ロンドン編集部が企画だそうです。好みな感じです。にろーり、にろーり…と言っていると妙に愉快な気分になりますね(笑)ニローリ王国の繁栄をお祈りしたいと思います!

今月もビバリー・バートンの狼たちの休息シリーズがありますが、さっきまで「女将たちの休息」になっていました。自分でしたことながらうけました。

ハーレクイン・プレゼンツ・スペシャル

愛をあきらめないで  スーザン・マレリー

ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊

シークに愛されてⅡ (2話収録)
 「熱砂に燃えて」 ヘレン・ビアンチン(初版R-1335)
 「シークと結婚!」 キャロル・グレイス(初版L-914)

ハーレクイン・ニローリ・ルールズ

王家の扉 
 「偽りの仮面」 ペニー・ジョーダン
 「初めてのルージュ」 キャロル・グレイス(特別収録短編)

ハーレクイン・ロマンス

奪われた祝福の夜 エマ・ダーシー

復讐は愛にも似て ジュリア・ジェイムズ

残酷な初恋 アン・メイザー

愛されぬ秘書 キャスリン・ロス

ガラスの心を抱いて シャンテル・ショー

裏切りを告げる電話 ケイト・ウォーカー

シークの略奪愛 アニー・ウエスト

誘惑の森 キャシー・ウィリアムズ

ハーレクイン・スポットライト・プラス

ケリダ、わが愛 ビバリー・バートン
(狼たちの休息22)

欲しいのはあなた トーリ・キャリントン
(愛と欲望のテキサスⅡ)

心の瞳で見つめたら クリスティ・ゴールド

メディチ家の花嫁 ヘザー・グレアム

ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ

バロン家の恋物語7
ギリシアの神に恋を」(初版R-1821)サンドラ・マートン

ボスには秘密! 3
花婿はいらない」(初版L-1031) レイ・モーガン
罪な出会い」(初版L-1164)レイ・モーガン

ハーレクイン・リクエスト

愛は落札ずみ
三万ドルの恋人」(初版T-350)リアンドラ・ローガン

記憶をなくしたら
生まれ変わる愛」(初版D-709)アン・メイジャー

地中海の恋人
背徳のキス」(初版R-1902)アン・メイザー

年上と恋に落ち
無邪気な誘惑」(初版L-1040)ダイアナ・パーマー

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ミラブックス4月刊

ミラブックス4月刊 です。半月なんてあっという間に過ぎちゃいますね~!
雨が降ったり寒かったり暑かったりで、この不安定さも春ってことなんでしょうか(笑)

霧の宮殿と真珠の約束   クリスティーナ・ドット

家庭教師斡旋所を訪れた不遜な伯爵の依頼を受けたのは、厚化粧と野暮な服装で醜く変装した絶世の美女で…。

暁の予知夢   ビバリー・バートン

連続殺人事件の予知映像を見たジェニーの身に危険が迫って…!

愛と赦しのはざまで    シャロン・サラ

不可解な誘拐殺人事件を追う美人レポーターと敏腕刑事を待ち受けていたのは…。

ひだまりに咲く微笑み    デビー・マッコーマー

ちいさな田舎町で紡がれた愛の物語。

戯れに恋は(旧タイトル:おとぎの国のアンバー)アン・メイジャー

もう恋はしないと誓ったはずなのに、翡翠色の瞳に射抜かれて…。

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ライムブックス4月刊

久しぶりにロマンス小説の感想を書こうと、積んだままだった1冊を読み始めたのですが、面白いのになかなか進みません。でも、好みにストライクど真ん中だったので、またいずれご紹介したいなと思っています。いい買い物した!まだ半分しか読めてないけど(笑)

以前は1日1冊読めてたのに、時間がない上にその少しの時間をぬって戦国武将のゲームをしているから…。伊達政宗ってほんとかっこいい~!

彼の声が出るフィギュアがほしくてたまらなかったのですが、なんとか欲望に打ち勝ちました。それにしても久しぶりの日記で、書けることがこれだけとは…(苦笑)つくづく自分の人生は消費することを求め、そしてそれによって満たされるものなのだと感じました。ああ、大人になれてないな~!いや、物欲から逃れられないってことかな。でもどうしようもない…よそに迷惑はかけてないからよしとしよう(笑)

さて、ライムブックス4月刊 です。

あなたを夢みて

リサ・クレイパス 著  古川奈々子 訳

地方貴族の一人娘で新進小説家のサラ。ロンドンを訪れていた彼女は偶然、高級賭博クラブの経営者で裏社交界の有名人デレクの命を救う。生きる世界があまりにも違う2人の運命的な出会いのゆくえは?

ふりむけば恋が 

コニー・ブロックウェイ 著  数佐尚美 訳

19世紀の英国。条件つきの遺言によって、地所「ミルハウス」の経営を任されることになったリリー。その条件に反した場合、正式な相続人アヴェリーのものとなる。ミルハウスをめぐるライバルとなった2人の心には、いつしか何かが芽生えていた・・・。

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ハーレクイン・コミックス4月刊

ハーレクイン・コミックス4月刊です。原作はダイアナ・パーマーの以外知らないです。
そして読んだはずの「純白のウエディング」もどんなお話だったか思い出せない…。
きっと牧場が舞台で傲慢ヒーローと純情ヒロインなのではないかと思われます。ちがったら、ごめんなさい~!

新刊で入手できそうな原作があればおとなりに、他は一番最後にご紹介いたしますね。

ハーレクイン・コミックス

月夜の告白

高山繭  原作ルーシー・ゴードン

一夜だけのプリンセス

橋本多佳子  原作マリオン・レノックス

純白のウエディング

藍まりと  原作ダイアナ・パーマー

だまされた花嫁

麻生歩  原作テレサ・サウスウィック

だまされた花嫁 (画像が出てないのでテキストリンクです)

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